男性機能とテストステロンの低下

体内に脂肪が蓄積すると、テストステロンの働きが鈍くなります。

肥満は、動脈硬化、高脂血症、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすだけでなく、テストステロンの低下とおおいに関係があります。

水泳やテニスなどの全身運動は、脂肪を減らすだけでなく年とともにおとろえる心肺機能やテストステロン活性を維持するのに最適です。

また、心肺機能を鍛えることは、ＥＤの予防に最も大切なことです。

男性ホルモンの体内での作用の効率をよくする目的としては、ボディービルのようなウェイトリフティングも有効ではありますが、やはり心肺機能を充実する運動の方が全身的な若返り効果が期待できます。

多忙でなかなか運動する時間がもてない人は、１日７０００ー１００００歩のウォーキングがおすすめです。 帰宅時に少し遠回りして帰るとか、会社でもエレベーターを乗らずに階段を使うなどの日常の積み重ねも大切です。

お腹がたるむと腰痛になりやすくなるので、腹筋も鍛えるとよいでしょう。足腰が弱れば男性機能も弱くなります。ぜひ、肥満を予防し足腰を鍛えましょう。

ただし、月に１、２回のゴルフでは、充分な運動とはいえません。いろいろな運動を組み合わせて、週に２、３回の運動は心がけたいものです。

それが不可能な人は、とにかく早歩きを意識しておこないましょう。 歩くことはいつでもできるので是非実践しましょう。

食事は、栄養のバランスの取れたものが第一ですが、必須アミノ酸を含む動物性たんぱく質を摂取するために、肉や魚はバランス良く摂取した方がいいでしょう。

特にビタミンB群を含む豚肉、DHA、EPAなど脳の働きを助ける作用のある物質んほ豊富な鯖や鰯など背の青い魚を撮るのも良いでしょう。

そして、何といってもネバネバ系の食品が一番です。ネバネバ系食品とは、山芋、オクラ、納豆、なめこなどです。

特に山芋は漢方で山薬と呼ばれ、男性機能の回復と前立腺を柔軟にする効果があります。

１日２５０g程度を毎日摂取すると、頻尿の改善につながります。また、４００gの山芋を皮のまま２cm程度に切って焼酎５００mlに数日漬け込んだ山芋酒も、毎日１杯ほど飲むと効果的です。

また前立腺に多く含まれるミネラル成分であるセレンや亜鉛は、ごまに多く含まれているので、これらの食材をゴマ和えやゴマ油を使った料理にして食べるのも良いでしょう。　　髪の毛を増やす方法